多良川

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泡盛とは

◎米だけを原料とした沖縄で作られる蒸留酒
泡盛とは、米だけを原料とした沖縄で作られる蒸留酒です。泡盛の大きな特徴であり、魅力でもあるのが年数を経るほどに味に深みが増していくことです。
蒸留した泡盛の原酒を厳選した陶器の甕で長期貯蔵する事で、香気成分は空気に触れ変化し、ほのかな甘味をたたえた芳醇な香りとなり、調和され円熟したまろやかな風味となります。
このように熟成された3年以上貯蔵の泡盛は古酒(クース)と呼ばれて重宝されます。
◎15世紀頃、琉球王朝時代からの高貴な酒
泡盛は15世紀頃には造られており、当時の琉球王朝時代には王府によって厳重に管理されており、庶民はほとんど口にすることができないもので、献上品として中国や日本幕府に送る高貴な酒でありました。また、18世紀から19世紀に頻繁に訪れるようになったイギリスやアメリカの船員達を歓待する席でも振舞われました。
日本に開国を迫る前の1853年に沖縄を訪れたペリー提督は、「ほとんど小さじ1杯も入らないような小さなカップで健康を祝う祝杯を何回もあげた」と、その手記で語っています。
このように熟成された明治時代になると民間でも泡盛が造られるようになり、徐々に庶民の間に浸透していきます。
◎私たちは1948年から伝統の泡盛作りを始めました
株式会社多良川は1948年に沖縄・宮古島で創業しました。
宮古島の地質はサンゴ礁が隆起してできた浸透性の高い琉球石灰岩からなっており、雨水は天然ろ過され、ミネラル分を多く含んだ硬質の地下水となっています。この水は泡盛の仕込み水として最適で豊饒な香りとまろやかな風味の泡盛を醸し出します。
多良川の蔵のある地域は豊富な地下水が湧き出る自然豊かな恵まれた環境下にあり、そこで伝統の泡盛作りをおこなっています。

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