

「イムゲー」は、首里王府の管理下で造られていた泡盛とは異なり、庶民により芋や黒糖で自家用として造られていたお酒です。
酒税法などにより大正・昭和・平成と忘れ去られていたイムゲー(芋酒)、約1世紀ぶりに離島の泡盛酒造蔵元3社の手により復活しました。
現代版にアレンジされた芋酒。
名付けて、IMUGE.(イムゲー)です。





芋焼酎の造り方
「芋焼酎」は、麹に水と酵母を加えて発酵させる一次仕込み、
さらに「甘藷(琉球芋)」を加えて発酵させる二次仕込みで造られます。

IMUGE.(イムゲー)の造り方
IMUGE.(イムゲー)は二次仕込みの後、さらに黒糖を加えて発酵させる三次仕込みを行います。
イムゲーの、「甘藷(琉球芋)」に「黒糖」という組み合わせは、現代では他に例がなく画期的といえます。
これによりIMUGE.(イムゲー)ならではの独特の味わいが生まれました。









モンドセレクション「金賞」受賞Gold Award
食の品質を評価する世界的権威、モンドセレクションにおきまして、
多良川IMUGE.黒ラベル(37度)が「金賞」受賞いたしました。
この栄誉を胸にこれからも全社員一丸となり、更により良い製品造りに邁進してまいります。






考えてみると、泡盛はもともと本島首里の酒だけど、 実は各離島にも本島の各地方にも独自の酒文化があったわけです。
その沖縄文化の多様性を体現する「イムゲー」を復活すべく2015年より、
泡盛酒造所3社
請福酒造(有)、(株)久米島の久米仙、(株)多良川、
と、沖縄県工業技術センターが共同研究を開始しました。
そして、とうとう2018年技術を確立し、満を持して「IMUGE.イムゲー(芋酒)」の記者発表を10月に行いました。






芋畑から始まる
宮古島の芋農家の皆様が芋を収穫する原風景。
サトウキビとの輪作をする事で、「土」の未来も考えてます。
芋の選定
芋農家の皆様が、土を落し良質な芋を選定してくれてます。
IMUGE.は、芋の大きさで選定するのではなく、害虫被害と腐敗で選定しています。

芋を洗う
蔵人総出で芋洗いをします。
農家の皆様が土を落してくれていますが、再度洗って土を落していきます。
ここでも、芋の状態で気になる部分はカット。
再度、確認
大ぶりな芋を断裁してチェック。
芋を断裁する事で、再度害虫被害が無いか念入りに確認しています。
芋を蒸す
芋を蒸して、断裁機に掛けます。
蒸かした芋は、そのまま食べても美味しい!
お菓子の原料になったり、昔の庶民の主食となっていた事も、なるほど頷けます。
モロミはロゼワイン色
IMUGE.のモロミは、ロゼワインの様な鮮やかな色をしています。
泡盛でも使われる米麹と、蒸かした紅芋、
それに多良島産の黒糖がブレンドされた状態のモロミです。

多良川のIMUGE.イムゲーは、透明感のあるのど越し。
ほんのり黒糖の香り。
ロック
飲み応えを楽しむ。
イムゲー・オンザロック
氷を入れたグラスに上から注ぐのがポイント。
紅芋のふくよかで香ばしい甘い香りも堪能いただけます。

水割り
THE☆定番!
イムゲー水割り
食事を楽しみながら飲むときは、やはり定番の水割り。
好みのアルコール度数でゆっくりお楽しみいただけます。

炭酸割り
すっきり軽やかに楽しむなら、
イムゲー炭酸割り。
鼻を抜ける甘い香りと、シュワっと爽やかなのど越しが人気の味わい方です。

黒糖とかし
甘みと香しさ。
黒糖とかし。
多良間島の黒糖をグラスにぽとん。
ゆっくり溶ける黒糖で、幾通りもの移り行く味わいをお楽しみいただけます。

モヒート
ミントの香り。
ライムの風味。
イムゲー・モヒート
ミントの葉とライムをグラスの中でつぶします。
氷、イムゲー、炭酸水の順に入れてよく混ぜて、お召しあがりください。

モヒートの作り方Mojito
