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2024/12/24
2015/11/06
11月7・8日に開催される第38回 宮古の産業まつりに、宮古島産原生酵母で造った「MY17」を限定販売致します。
大切に育てております「MY17」、今回は3種類ご用意いたしております。
製造から二年半熟成を進めておりますMY17(43度・720ml)/荒濾過180本。
同じく二年半熟成のMY17(43度・375ml)100本。
また味の変化を楽しむ試みで河内菌を使用したMY17(43度・375ml)/荒濾過100本。こちらは製造より半年の新酒です。
それぞれの味をぜひご堪能くださいませ。
※宮古島産業まつり限定販売です。
大変申し訳ございませんが、事前の予約販売は致しておりません。
何卒ご了承くださいませ。
他にも、限定商品を御準備しております。
泡盛の製造に適しているこの時期に造りたてを無濾過で瓶詰した宮古島立冬の酒・無垢も昨年同様限定にて販売致します。
昨年は、お陰さまですぐに完売となった商品です。ぜひお早目に足をお運びくださいませ。
2015年泡盛鑑評会にて、沖縄国税事務所長「優等賞」を受賞いたしました10年古酒久遠もご案内致します。
来年の干支申ボトル金色・白色にてご案内致します。
会場にてお待ちしております!
宮古島産原生酵母(MY17株酵母)とは。
糖分をアルコールと炭酸ガスに分解し成長する微生物が「酵母」です。
この働きをアルコール発酵と呼び、泡盛に限らずお酒造りには、酵母が重要な働きをしています。
宮古島でサトウキビの廃糖蜜からバイオエタノールを得る実証事業が行われていましたが、エタノールもこのアルコール発酵を活用して得られるため、宮古島の高温な状況下でも効率よく働く酵母が不可欠でした。
そこで、独立行政法人酒類総合研究所を中心とした研究開発チームが結成され、宮古島の各地から155ものサンプルを採取し、1,122株の酵母を分離、適応検査を繰り返し最後に選ばれたのが「MY17株」と命名された宮古島原産の酵母です。(MIYAKOJIMAの17番目の株の意)この酵母は宮古島の高温条件下でも廃糖蜜から一定のアルコールを生産する能力を有しています。
この酵母で泡盛を造ってみたら・・・そう考えるのに異論はありませんでした。
MY17株が採取されたのが、偶然というか必然というか、多良川の側の製糖工場で、研究チームからの提示に二つ返事でMY17株酵母での泡盛造りに挑む決意をし、杜氏たちにも酒造り職人の魂に火がつきました。
2011年9月。
白露の時期に、1トンの米麹を「MY17株酵母」の入った仕込み水へ投入し醸していきます。
17日間じっくり醸し出された「もろみ」は、ふくよかな芳香を有していました。
その「もろみ」を丁寧に蒸留し、世界初の宮古島産原生酵母仕込みの泡盛が誕生しました。
この酒は泡盛の甘味を感じる成分「4VG」を通常の6倍以上含有していることが分析の結果確認され、味覚検査でも半数以上が「やわらかい」、「まろやか」、「香りがよい」との評価を得られました。
この「4VG」は熟成させるほど「バニラ香」と表現される甘い成分へ変化していく特徴を持つものです。
多良川では、この宮古島産原生酵母で造った島酒を大切に大切に育てております。
2024/12/24
2024/12/23
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